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コラム 2024/06/25号 年商16億円の歯科医院物語

コラム 2024/06/25号 年商16億円の歯科医院物語

東京都の西端、都心から1時間の街・西八王子。
駅前のロータリーから「きぬた歯科」の医院ビルが見えます。

ここ最近、メディアから注目を浴びているこの歯科医院は、年商16億円を超える超繁盛医院。
個人の歯科医院の平均年商が約4000万円のところ、きぬた歯科は40倍を超える年商を達成。
この驚異の記録をもたらしたものは、実は革新的な広告戦略にありました。
温故知新。古くて新しい広告戦略。
それは他でもない、「野立て看板」によるブランディング戦略でした。

今日、私たちはSNSやデジタルマーケティングの時代に生きています。
インターネットが全盛のこの時代に、なぜ古典的とも言える看板広告がこれほどまでに効果を発揮するのか。
その秘密を、きぬた歯科の躍進の物語から紐解きます。

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★ 突然の明日 ★
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きっかけは、あるテレビの報道番組が放映した「インプラント」の特集でした。
10年ほど前のことです。当時、一部の歯科医院によるインプラントトラブルがいくつかのメディアで大きく取り上げられていました。
そこに、インプラントの特集番組。
タイトルは、「歯科インプラント トラブル急増の理由」。
この一本の番組によって、「インプラント=危険」「インプラント=不明瞭で高額な費用請求」というネガティブなイメージが、世間に広がることになったのです。

その影響はインプラント診療を積極的に行っていた歯科医院にとって甚大なダメージを与えました。
きぬた歯科も例外ではありません。
診療予約が次々とキャンセルされていきました。
予約のキャンセルばかりでなく、新規の患者さんがやってこない。医院存続の危機。

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★ 古くて新しい広告の力 ★
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この危機の中できぬた歯科が行ったのが、広告媒体の見直しでした。
来院する患者さんが激減したのですから広告費の縮小はやむを得ない。
それならば、最高に費用対効果の高い媒体だけに広告予算を集中させよう。
このような考えから、媒体別の広告効果を徹底的に測定しなおしました。

テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、地域広報誌、WEB広告、野立て看板。
これら多岐にわたって行ってきた広告媒体から、圧倒的な費用対効果の高さを示したのが野立て看板でした。
当時きぬた歯科では、年間1200万円をWEB広告に投じていました。
対して看板はその十分の一以下の予算。
ところが集客効果はぼぼ同じだったのです。

このデータに基づき、きぬた歯科は大胆な決断を下します。
広告予算の大部分を野立て看板に振り分けるのです。
この決断が、きぬた歯科を街の一医院から、年商16億円の超繁盛医院へと変貌させました。

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★ 消費者の心に残る広告 ★
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では、なぜ野立て看板がこれほどまでに効果的なのでしょうか。

それは、野立て看板が消費者の感性に直接訴えかけ、欲求を植え付ける能力を持つ優れた広告媒体だからです。
人々の日常の中に自然と溶け込み、消費者の目に触れる機会が多い野立て看板は、人の記憶にその情報を自然と植え付けていきます。
自分でも知らないうちに、いつのまにか、そう、いつのまにか。

例えば、ある特定のエリア内でのブランディングアップ、消費者からの認知度アップを目指し、それを実際の集客に結び付ける手法として、実は野立て看板ほど優れた媒体はありません。

SNS時代においても、地域密着型のブランディングは重要です。

デジタルマーケティングが全国、あるいは全世界をターゲットにするのに対し、野立て看板はその地域に住む人々へ直接語りかけます。
これが、エリアブランディングとしての大きな強みとなり得るのです。

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★ エリアブランディングとしての野立て看板 ★
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ブランドとは、「記憶の総和」であり、「認知度×好感度」によって作られていくものです。
これをシンプルに考えれば、「地域内の消費者が自然と記憶に残し、それによって地域内で知る人が増える」ことこそ、エリアブランディングの第一の目的となる、ということになります。

SNS時代においても、地域密着型のブランディングは重要です。
デジタルマーケティングが全国、あるいは全世界をターゲットにするのに対し、野立て看板はその地域に住む人々へ直接語りかけます。
これが、エリアブランディングとしての大きな強みとなり得るのです。

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★ 看板に込められた科学 ★
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成功する野立て看板には、科学的アプローチがあります。
ただ目立てばいい、というものではありません。
いかにして通行人(消費者)の感性を動かすか。
「ブランディングツール」としての看板には、その科学的なロジックが詰め込まれています。
そして、きぬた歯科は、その大きな成功例でもあります。

デジタルの波に押され気味の看板広告ですが、きぬた歯科の事例は、古くて新しいこの手法が今もなお大きな力を持っていることを明らかにしています。
看板広告は、時代を超えて消費者の心に訴えかけることができる、費用対効果に優れた強力なツールです。
その地域に根差したブランディングを目指すなら、野立て看板の可能性を見過ごす手はありません。
きぬた歯科の躍進は、看板広告が持つ無限の可能性を私たちに教えてくれています。 

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★ 集客する野立て看板 ブランディングボード ★
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看板はただの広告ではありません。
消費者の心を掴む強力なツールです。
感性工学による消費者の感性誘導ロジックにより設置された野立て看板は、さらなる集客力とブランディング力を獲得します。

そして、この強力なツールを最大限に活用するための手引きとして、「集客する野立て看板 ブランディングボード」という書籍が誕生しました。

なぜこのSNSの時代に野立て看板というアナログ広告が注目を浴びているのか?

野立て看板の効果から活用方法を感性工学を使って解き明かします。

著者は、日本感性工学会理事の高橋由樹。
長年にわたる感性工学の研究から、通行人の感性を誘導するロジックを打ち立てました。
また、自身も理系デザイナーとして数多くの看板デザインを手掛けています。

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ブランディング効果最強!なマーケティングツール
『集客する野立て看板 ブランディングボード』
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